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  • 執筆者の写真奥山 俊宏

記者ら700人超で報道実務家フォーラム開催

 記者やディレクターら総勢700人あまりが参加し、「報道実務家フォーラム2023」が4月28日午後から30日夕方にかけて、東京都新宿区西早稲田1丁目の早稲田大学国際会議場で開かれた。

「記者1年生のための『基本のキ』だけど 本質的かもしれない話」のセッション=2023年4月29日午後、東京・西早稲田
「記者1年生のための『基本のキ』だけど 本質的かもしれない話」のセッション=2023年4月29日午後、東京・西早稲田、報道実務家フォーラム提供

 「国交省統計不正の取材」「サツ回りから始まる調査報道・デジタル発信」「農協調査報道キャンペーン」など47のセッションが催された。2日目の29日夜には、交流懇親会が4年ぶりに開かれた。


 ズームを経由したオンライン参加を含めると500人超が参加し、講師やスタッフをあわせると、総勢700人超で、日本最大のジャーナリズム関連イベントとなった。上智大学文学部新聞学科からも学生3人、教員1人がスタッフや講師として参加した。


 報道実務家フォーラムは、記者、編集者、ディレクターなどの報道実務家や、ジャーナリズムの実践に興味を持つ人が取材の経験や技法を教え合い、学び合い、同じ職業に就く者どうしの連帯を深める場として、2010年に始まった。米国の調査報道記者・編集者協会(IRE)の年次大会や世界調査報道ネットワーク(Global Investigative Jounralism Network)の隔年の大会を参考に、2017年からは、複数日に多数のセッションを催し、交流・懇親の場をもつ「拡大版」を開いてきている。

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