奥山 俊宏2023年6月3日最高裁がオリンパス内部通報訴訟原告におわび 記録廃棄で「同じこと繰り返さず、改める」精密機器メーカー、オリンパスの内部通報制度をめぐって同社の社員だった浜田正晴さん(62)が同社を相手取って起こした訴訟など著名事件の記録が裁判所によって廃棄された問題で、最高裁事務総局の幹部が5月30日午前、浜田さんとその代理人だった中村雅人弁護士に会い、おわびした。幹部は...
奥山 俊宏2023年4月6日刑事訴訟記録を報道に活用 安倍晋三後援会事件や山口県副知事選挙違反で刑事訴訟法や刑事確定訴訟記録法の規定に基づいて、確定した刑事裁判の記録を検察庁で閲覧し、それを報道に活用する事例が近年目立っている。検察側、記者側の双方の意識の変化が背景にあるのだとみられる。 朝日新聞高知版に2018年2、3月に連載された「闇の中の男たち」で、筆者の高木智...
Atta! 編集部2023年4月2日最高裁「記録保存」有識者委員会で意見陳述神戸連続児童殺傷事件の犯人として逮捕された「少年A」の事件記録が神戸家裁によって廃棄されるなど著名な事件の記録が失われている問題について、上智大学の奥山俊宏教授は1月23日午後、東京都千代田区隼町の最高裁判所で、同裁判所が設けた「事件記録の保存・廃棄の在り方に関する有識者委...
奥山 俊宏2023年3月31日東京地裁、保存ルールに違反 オリンパス内部通報訴訟の記録を廃棄最高裁の「保存、しっかり改めた」との説明と矛盾 著名な訴訟の記録のほとんどが裁判所によって廃棄されていた実情を改めようと2020年に「主要日刊紙2紙以上に終局に関する記事が掲載された」など記録永久保存の基準を明確化する運用要領が定められたのに、それより後の昨年(2022)2...