藍原 萌木2023年12月22日原発事故の除染土 福島から新宿御苑へ 環境省の計画公表から1年福島原発事故で生じた「除去土壌」の一部を新宿御苑に持ち込もうという環境省の計画が2022年12月に明らかにされ、1年が経過した。最初で唯一の地元説明会が同月21日に開催されてからも1年が経つが、2度目の説明会はついに1度も開かれておらず、新宿区から「ほったらかし」との声も。
番留 千尋2023年12月22日福島除染土の新宿御苑搬入計画「1年ほったらかし」 で新宿区は「予定ないと認識」 福島原発事故で発生した「除去土壌」を東京都心部の新宿御苑に持ち込もうという環境省の計画が2022年12月に公表されてから1年たった。わずか28人しか参加しなかった公表直後の最初の1回を除けば、この1年、近隣住民や区民に対する説明会はなかった。区議長いわく「ほったらかし」が続く。
江口 幸穂2023年12月22日新宿御苑「除去土壌」実証予定の「花壇」予定地は立ち入り禁止周辺住民だけでなく外国人観光客も訪れ、多くの人で賑わう新宿御苑で、その一角は、すでに一般人の立ち入りを禁じられ、ひとけがない。ここに福島第一原子力発電所での事故により発生した「除去土壌」の一部が持ち込まれる予定となっている。新宿御苑に足を運び、現状を確認してきた。
藤井 健輔、木下 晴2023年12月22日中間貯蔵施設に家と田畑の売却を強いられた被災者の苦渋福島県内の放射能除染で出た土壌や廃棄物を運び込む貯蔵施設のために、新築の自宅と先祖伝来の田畑を国に売らざるを得なかった。福島第一原発の事故で10年を超える避難生活を強いられている上に、そんな苦渋の決断まで国家によって求められた。
奥山 俊宏2023年12月22日原発事故12年目の福島県浜通りを学生と歩く~Z世代と探るジャーナリズム(4) 福島第一原発から西に4キロ半。2011年3月12日朝に避難指示が出され、翌月22日に警戒区域に切り替えられ、その後、帰還困難区域に指定された。このため10年以上、申請して許可を得なければ立ちることができなかった。だれでも入れるようになったのはついこのあいだ、2022年6月30日。
奥山 俊宏2023年7月10日原電と関電の原発は3/11前から「津波警報で扉を閉」明文化 東電は扉あけっぱなしで電源喪失東日本大震災が発生した2011年3月11日当時、東京電力など電力大手7社は、津波警報発令時に原発の建屋の扉を閉めなければならないとのルールを明文化していなかった。これと対照的に、茨城県にある日本原子力発電の東海第二原発や福井県にある関西電力の3か所の原発は当時すでにそうした...