藤井 健輔、木下 晴2023年12月22日中間貯蔵施設に家と田畑の売却を強いられた被災者の苦渋福島県内の放射能除染で出た土壌や廃棄物を運び込む貯蔵施設のために、新築の自宅と先祖伝来の田畑を国に売らざるを得なかった。福島第一原発の事故で10年を超える避難生活を強いられている上に、そんな苦渋の決断まで国家によって求められた。
奥山 俊宏2023年12月22日原発事故12年目の福島県浜通りを学生と歩く~Z世代と探るジャーナリズム(4) 福島第一原発から西に4キロ半。2011年3月12日朝に避難指示が出され、翌月22日に警戒区域に切り替えられ、その後、帰還困難区域に指定された。このため10年以上、申請して許可を得なければ立ちることができなかった。だれでも入れるようになったのはついこのあいだ、2022年6月30日。